侵入防御ルール

ファイアウォールルールとファイアウォールステートフル設定がパケットの制御情報 (パケットを説明するデータ) を確認するのに対して、侵入防御ルールはパケット (および一連のパケット) の実際のコンテンツを確認します。侵入防御ルールに定義された条件に基づいて、さまざまな処理がこれらのパケットに対して実行されます。処理には、明確に定義されたバイトシーケンスや疑わしいバイトシーケンスの置換から、パケットの完全な破棄や接続のリセットまで含まれます。

侵入防御ルールのアイコン:

[侵入防御ルール] 画面では、侵入防御ルールを作成および管理できます。ツールバーまたは右クリックのショートカットメニューで、次のことを実行できます。

[新規] () または [プロパティ] () をクリックして、[侵入防御ルールのプロパティ] 画面を表示します。

[設定] タブを確認します。トレンドマイクロが提供する侵入防御ルールは、Vulnerability ProtectionDeep Security Managerを使用して直接編集することはできません。その代わり、侵入防御ルールに設定が必要な場合や設定が可能な場合は、[設定] タブの設定オプションを使用します。ユーザ自身で作成したカスタム侵入防御ルールは、[ルール] タブが表示され、直接編集可能です。

侵入防御ルールのプロパティ

一般情報

詳細

イベント

パケットデータにX-Forwarded-Forヘッダが含まれている場合、Vulnerability ProtectionDeep Securityの侵入防御イベントでこのヘッダを表示できます。このヘッダの情報は、Vulnerability ProtectionDeep Security Agentをロードバランサまたはプロキシの背後に配置している場合に役立ちます。X-Forwarded-Forヘッダが含まれている場合、イベントの [プロパティ] 画面に表示されます。この機能を有効にするには、[常にパケットデータを含める] オプションを選択する必要があります。また、ルール1006540 [X-Forwarded-For HTTPヘッダのログを有効にする] も有効にする必要があります。

ID (トレンドマイクロのルールにのみ表示)

脆弱性 (トレンドマイクロのルールにのみ表示)

この特定の脆弱性に関する情報を表示します。適用可能な場合は、共通脆弱性評価システム (CVSS) が表示されます(この評価システムの詳細は、脆弱性情報データベースのCVSSページを参照してください)。

設定 (トレンドマイクロのルールにのみ表示)

設定オプションのある侵入防御ルールは [侵入防御ルール] 画面に表示され、アイコンには小さな歯車が付きます ()。

ルールの表示 (カスタム侵入防御ルールのみ利用可能)

トレンドマイクロによって機密とマークされていない侵入防御ルールでは、[ルールの表示] ボタンが利用できるようになります。

オプション

アラート

この侵入防御ルールがトリガされたときに、アラートをトリガする必要があるかどうかを選択します。このルールを特定の期間だけ有効にする場合は、リストのスケジュールを割り当てます。

スケジュール

予約された時間のみ侵入防御ルールを有効化するかどうかを選択します。

予約された時間のみ有効になる侵入防御ルールは、[侵入防御ルール] 画面に、小さな時計が付いたアイコン () で表示されます。
Agentベースの保護では、スケジュールでエンドポイントのOSと同じタイムゾーンが使用されます。Agentレスによる保護では、Deep Security Virtual Applianceと同じタイムゾーンが使用されます。

コンテキスト

コンテキストは、コンピュータのネットワーク環境に応じてさまざまなセキュリティポリシーを実装する強力な方法です。コンテキストは一般的に、コンピュータ (通常はモバイルノートパソコン) が社内または社外にあるかどうかで異なるファイアウォールや侵入防御ルールを適用するポリシーを作成するために使用します。

コンテキストは、ファイアウォールルールおよび侵入防御ルールと関連付けられるよう設計されています。ルールに関連付けられたコンテキストの定義条件に一致した場合、ルールは適用されます。

コンピュータの場所を決定するには、コンピュータがどのようにドメインコントローラと接続されているかコンテキストで検証します。コンテキストの詳細については、[ポリシー]→[共通オブジェクト]→[その他]→[コンテキスト] を参照してください。

推奨オプション

このオプションは、推奨設定の検索で作成されたルールの推奨から侵入防御ルールを除外するときに使用します。

割り当て対象

このタブには、この侵入防御ルールが割り当てられているコンピュータとポリシーのリストが表示されます。